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市川先生の介護コラム
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市川先生の介護コラム
最適な自立支援を提案するためのアドバイスをお届けします。
市川先生 PROFILE
東京都補装具研究所で福祉用具の研究開発を手がける。1997年から東京都福祉機器総合センターで主任技術員、2001年に福祉技術研究所を立ち上げる。福祉用具の選び方について執筆やテレビ出演も多い。国際福祉機器展においては、セミナー講師を務め、ケアマネージャー・ヘルパーからも高い信頼を集めている。
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COLUMN09
福祉用具で予防と自立支援を目指す 第1回
起き上がり支援の電動ベッド使い
1 体調のすぐれないときがある
脊椎の圧迫による軽い麻痺があります。83歳の女性。
しびれを感じる程度です。歩行にはローレーターを使用しています。
自立生活をしています。日常生活に重大な支障をきたす障害もありません。
しかし1週間に1〜2日、筋緊張がとても低下し、日常行動に支援が必要となります。
2 筋緊張が弱いときに使う
障害の程度に、大きな日間変動が見られます。
筋緊張の弱いときには、自分で起きあがることができません。
そのときは電動ベッドを20度ほど背上げすることで起きあがれます。
要介護認定区分は高くありませんが、自立生活のために電動ベッドは欠かせません。
3 普段はベッド柵を使う
体調の良い日には背上げ機能を使わずに起きます。
道具の機能(背上げ機能)に頼らず、自分の能力を積極的に使います。
ベッド柵につかまることで、起きあがれます。
ベッド柵付きのベッドを利用することで、活動的な生活を送れます。
4 週1回でも、自立支援には必要
電動ベッドの背上げ機能が必要な日は少ないです。
体調の悪い日には、「何とかがんばれ」と無理をさせることが自立支援でしょうか。
体調の良い日に要介護認定が行われると、よほど丁寧に調査しなければ
筋緊張の弱い日の状態を見落としてしまいます。
必要に合わせた電動ベッドの使い方を提案することが大切です。
まとめると・・・
(1) 障害の日間変動を考慮して自立支援を提案する
(2) ベッド柵を使うときと、背上げする日がある
(3) 要介護認定区分だけでは必要な用具を見極められない
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