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市川先生の介護コラム
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市川先生の介護コラム
最適な自立支援を提案するためのアドバイスをお届けします。
市川先生 PROFILE
東京都補装具研究所で福祉用具の研究開発を手がける。1997年から東京都福祉機器総合センターで主任技術員、2001年に福祉技術研究所を立ち上げる。福祉用具の選び方について執筆やテレビ出演も多い。国際福祉機器展においては、セミナー講師を務め、ケアマネージャー・ヘルパーからも高い信頼を集めている。
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COLUMN10
福祉用具で予防と自立支援を目指す 第2回
立ち上がり支援の電動ベッド使い
1 立ち上がれないときがある
軽度のパーキンソン病の女性。中程度の要介護者です。
歩行は、介助者に両手を引いてもらいながらできます。
問題は立ち上がりです。そのときの状態により、半分ぐらいの割合で立ち上がることができます。
ベッドからの立ち上がりを中心に自立支援を考えてみます。
2 ベッドの高さと介助者の誘いで立つ
かかとが床について、膝が90度に曲がる高さです。
ベッド下には足を引き入れる「蹴込み」のスペースが必要です。
ベッド端に座った要介助者の両手をやさしく引いて重心を前方に崩します。これをきっかけに立ち上がります。
ベッドの高さを要介護者に合わせることはとても大切です。ベッドの高さが少しでも低いと重心誘導が上手くできません。
3 1日で状態が変化する
身体の状態は、日間変動がとても激しい方です。
朝は比較的元気で立つことができるのですが、夕方になるとできません。
日間変動は軽度の方に多く見られます。そのときの状態に会わせて用具を使いこなすことが大切です。
4 ケアマネは、支援方法のバリエーションを持とう
障害の日間変動がある方には、そのときの状態に合わせて道具の機能や介助技術を用意します。
状態の悪いときと同じ介助をしていては過度な支援となりますし、軽いときだけ想定すると、支援が足りない場面も出てきます。
ケアマネジャーは障害の日間変動に対応した支援策を検討しなければなりません。
そのためには、なぜこの方法で支援するのか考え、状況にあったら介助方法をいくつも用意することが大切です。
まとめると・・・
(1) 軽度の方は身体の状態に日間変動のあることが多いです
(2) 元気なときや状態の悪いときに合わせて介助方法のバリエーションを用意する
(3) 立ち上がるときの重心誘導をしやすいベッド高さに調節する
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