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市川先生の介護コラム
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市川先生の介護コラム
最適な自立支援を提案するためのアドバイスをお届けします。
市川先生 PROFILE
東京都補装具研究所で福祉用具の研究開発を手がける。1997年から東京都福祉機器総合センターで主任技術員、2001年に福祉技術研究所を立ち上げる。福祉用具の選び方について執筆やテレビ出演も多い。国際福祉機器展においては、セミナー講師を務め、ケアマネージャー・ヘルパーからも高い信頼を集めている。
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COLUMN11
福祉用具で予防と自立支援を目指す 第3回
自分で移動するための車いす選び
1 痛くて、歩いて買い物に行けない
膝関節変形症の痛みがあり、長い距離を歩けない70才女性です。
商店街までは下り坂。1人では安心して外出することができません。
同居する夫は脊損のため、日常の買い物などはこの女性がしています。
移動の自立ができなければ夫婦の生活は成り立ちません。
2 日常生活の出歩きを支援する
近所を出歩くために電動車いすの利用を提案しました。
ジョイスティックの車いすには乗りたくないという第一印象がありました。
デザインにも優れた簡易型電動車いすを用意し、機能や性能、操作方法をていねいに説明したことで利用を決めました。
すぐに操作にも慣れ、日々の買い物など近所の出歩きには欠かせない用具になっています。
3 多用途に対応する簡易電動車いす
電動車いすは利用する方の用途に合わせて選ぶことが自立支援につながります。
ジョイスティックで操作する簡易型電動車いすは屋内外などさまざまなシーンに対応する多用途型の電動車いすです。
回転半径が小さいので、室内での利用に適しています。
電車やバスといった公共交通機関にも乗ることができます。
自動車のトランクに収納できます。いろいろな使い方をする場合におすすめのタイプです。
4 乗り物として使うバーハンドル型
自転車のようなバーハンドルで操作する電動車いすです。
バッテリー性能に優れたものが多く、長距離、長時間走行に向きます。
自転車やスクーターといった、馴染みの乗り物と同じ感覚で運転することができます。
しかし回転半径が大きいので屋内走行には向かず、公共交通に乗ることもできません。そのような場面で支援の必要な方には提案しにくいタイプです。
まとめると・・・
(1) 歩ける方の日常生活を支援する電動車いす
(2) 簡易電動車いすは多用途で使える
(3) 行動範囲とバッテリー性能を考える
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